駅や町中などに置かれている公衆電話。見かけたことはあっても使ったことがない人もいるでしょう。いつもは使わなくでも、緊急時や災害時などに役立つ通信手段になります。もしもの時のために、使い方を確認しておきましょう。(佐藤美咲)

災害のとき役立つ

だれでも使うことができる公衆電話は、1984年度末に全国に約93万5千台ありました。しかし、2018年度末には約15万5千台まで減っています。携帯電話やスマートフォンなどを使う人が増えたためです。

それでも公衆電話がなくならないのは、生活する上での安全と最低限の通信手段を確保するためです。特に災害時には強い通信手段になります。電話回線を通じて電力をもらうため、停電の影響を受けにくいことも強みです。

11年の東日本大震災発生直後に携帯電話がつながりにくくなったときは、多くの人が公衆電話に列を作りました。通信回線は前日に比べて約10倍を記録したといいます。

朝日小学生新聞/2020/06/19/日付より